2017年6月19日 shotom 0Comment

人間は日々、活動に必要なだけの食糧を手に入れてそれをエネルギーに変えて生活しています。その量は活動内容によって変わりますし、年齢によっても変わります。

たとえば、15歳から17歳で男性の基礎代謝はピークに達し、そこから徐々に代謝は落ちていきます。平均的な男性の代謝は50代になるとピーク時に比べて15%も落ちています。女性の場合には、12歳から14歳で基礎代謝はピークを迎え、50代で22%も落ちるのです。

しかし、たとえば定食屋に入って、体格のよい17歳の男性と小柄な50歳の女性が同じものを頼んだら、全く同じ量が出てきます。両方とも1食分であり、ひょっとしたら男性はご飯をおかわりするかもしれませんが、それにしてもだいたい同じくらいの量を”食べるものとされている”のが現状です。

必要な食べ物の種類と量は、人によって、年齢によって、体格や一日の活動量によって、様々に変化しますが、その変化に対応できる仕組みは、社会にはまだありません。

自らの健康をいつもよい状態に保つためには、本来ならば代謝や活動量に合わせて、食事の量を調節する必要があります。

10代の頃と同じ感覚で食事をいつまでも続けている人は多く、そのことでからだには大きな負担がかかっています。そして、考えてみれば当然なのですが、そのまま何十年も同じような食事を続けると、からだに取り入れた栄養素の中でも糖質を効率的に代謝することができなくなり、代謝異常が起こったり、脂肪としてからだに蓄積しようとします。

すると、誰かがこう言います。
「運動不足なんじゃない?」

自分で思うこともあるでしょう。
「最近運動してないからな。。。」

その運動、本当に必要でしょうか?
答えは大きな「いいえ」です。

仮に運動して、多少体調がよくなって、運良くスリムになったとしても、運動が途切れたとたんにまた体調は落ち込み、太ってくるでしょう。入ってくる糖質の量が変わらないのですから、当然といえば当然です。この先いつまでも運動してからだに負荷をかけ続けることも無理な話です。

必要なのは運動ではなく、食事を見直すことです。

人間のからだはとても精巧にできています。常に最高の状態を保てるように、すべての機能が計算し尽くされて適切な場所に適切な器官が配置されています。人間がやるべきことは、自分の幸せに繋がる活動にとって十分なエネルギーを得るために、必要な素材を取り入れる手助けをすることだけであり、それさえできれば、からだは最高の状態を保ち続けてくれるのです。人体の本来の機能を発揮できるように調整するだけで、健康を保つことができます。

お腹が少し空いた状態では、人間の頭は活発に活動でき、からだも軽く、感覚も鋭くなりインスピレーションもわきやすくなります。お腹いっぱいランチを食べた後に、眠くて仕方がなくなったり、頭がぼおっとしたりという経験を誰もが一度はしていると思います。

何があなたを最もパワフルにするか?という基準で食べ物を選びましょう。今の自分に必要な食べ物の種類と量が分かれば、あなたの肉体的な健康と明晰な頭が維持されます。

もしあなたが今、自分にとって最高に健康な状態を実現したいと思っているのに、あなたが食べたくないものを食べさせられたり、お腹いっぱいなのにより多く食べることを強いられたりするようなコミュニティに属しているのなら、直ちにそこを離れましょう。代わりに、あなたのからだを大切に扱ってくれ、意思を尊重してくれるコミュニティに所属しましょう。

自分の普段食べている食事の材料を分析して、成分として何が含まれているか分類しましょう。からだがエネルギーを生むために重要な成分はタンパク質と脂質です。良質なタンパク質と脂質をどのように摂取するか、計画を練ってください。その上で今の自分の生活に必要なものはなにか、不必要なものはなにか、を見極めていきましょう。

これは、食事を厳しく制限するというようなことではありません。どっちの方向に進むとより軽やかで健康的かを選べるように感覚を研ぎ澄ましていくプロセスに突入するということです。

なにを食べたらいいのかわからなくなったら、食べたいものを食べたいだけ食べてみましょう。その後の体調がどのように変化したかをつぶさに観察して、それを食べると自分が元気になるのかどうか、食べるとするとちょうどよい量はどれくらいなのかを見定めていきます。

このプロセスを半年のあいだ続けると、なにが自分をパワフルにするか、がはっきりとわかるようになります。そして、食べ物の量は、日常の動き、活動の量によって変化するということが認識できるようになります。

運動について考えるのは、それからです。

私が17年間、様々なクライアントの食事と健康と運動の関係を見てきて、最もよい効果、すなわち最も気楽で幸せな暮らしに結びついていたのは、ほとんど運動しないという選択でした。

食事が整ってから、運動について考えると、ほとんどの運動が必要ないことがわかります。本来、運動とは、楽しみのためにやることであり、必要に駆られてやるものではないのです。

不要な運動をやめて、あるいは運動をしないことで自分や誰かを責めるのをやめて、気楽で幸せな生活を送りましょう!

自分に合った食事について、もっと知りたいという方は60分のウェルネスコンサルテーション(Wellness Consultation)に申し込んでください。もっとパワフルになれる方法が見つかると思います。

問い合わせ先: reserve@coreflow.jp