2017年12月8日 shotom 1Comment

私の摂っている脂質は、最近は大きく二つ、ココナッツオイルとグラスフェッドバターです。その二つを一日に合計で100グラム以上摂っていると思います。これにアボカドが加わりますが、今の時期は手に入りにくいということもあり、食べたり食べなかったりです。

脂質100グラムはかなりの量で、普通にスーパーで売っているバターが250グラムですから、あの半分いかないくらいをほぼ毎日食べるということです。その話をすると、みなさん、「そんなに脂質を摂るのは無理、考えられない」と言います。

私も今のケトン食を始める前までは考えられませんでした。

しかし、やってみると、体調が圧倒的によくなり、肌のくすみも消えて、頭もすっきりするし、いいことばかりでした。特に驚いたのは、30代後半から「これも年のせいか」と思っていた肘や指の関節の黒ずみが消えたことです。いろいろな食事法をやってきましたが、ここまで顕著に短期間で効果があるものはありませんでした。

これまでどちらかというと脂質は「良質なものを少しだけ摂るのがよい」というような曖昧な感覚だったので、最初は「バター食べるとか無理!」と思っていました。が、やってみると案外おいしく、すぐに元気になる感覚がつかめました。

一般的に、心情として脂質は摂りづらいものなので、ケトン食を始めてせっかく糖質の摂取量を下げても、適度な脂質を摂ることができずにエネルギーが産まれないままやめてしまう人もいるようですが、ケトン食の最も重要な点は、脂質でエネルギーを産み出す細胞内の仕組みを活発化することです。それによりどんどん元気になっていきます。

私は毎日、家で仕事をしているときは数回コーヒーを飲みます。セッションの合間や、PC作業の息抜きにネルでコーヒーを淹れるのが楽しみの一つなのですが、以前はその時にローカシューナッツやドライフルーツなどをつまんだり、生のフルーツを食べたりしていました。味噌をお湯に溶いて飲むこともあります。今は、グラスフェッドバターを冷蔵庫のタッパーから一かけら(20-30グラムくらい)取り出して、そのまま食べています。

バターをそのまま食べるとは、かつての自分なら想像もつきませんでしたが、普通においしいと感じます。前との変化として特筆すべきなのは、ドライフルーツなどの甘さが強い食べ物を食べていたときは、食べてから30分くらいするとからだが少しだるくなっていたのが、グラスフェッドバターにしてから一切だるくなくなったということです。

一日セッションをしているときには、昼食を食べることはありませんので、朝にスーパーフードのパウダーをバナナとブレンドして摂ってからは夜までコーヒーとグラスフェッドバター、味噌やアボカドなどで過ごすことになります。たいてい午後2時ころに最初の空腹がやってきて、それが過ぎると夕方5時、6時くらいにさらに空腹がやってきます。

セッションの合間で食べることに使える時間は10分弱、そこで何を摂取するかによって体調が変わるので、簡単に摂取できるものをいくつか用意しておくことになります。いろいろと試してみましたが、頭が冴えている状態、筋肉の充実感が維持できるものとしては、グラスフェッドバターと味噌が最適でした。

一日中、だるくなったり眠くなったりすることなく同じテンションで夜10時まで仕事が続けられるので、脂質によってエネルギーが補給できるというのは本当にありがたい発見でした。

ココナッツオイルは、通常は夜に仕事を終えてから、調理をする段に使っています。最も気に入っていたのはフィリピンのザ・ファームというメディカルリゾートのココナッツオイルで、かなりの量を個人輸入していました。このココナッツオイルは実際に作っているところも何度か見学したことがあり、手作業で丁寧に作られていて、味もさわやかでそのままごくごく飲めるほどでした。が、何年か前の台風の影響などで生産量が少なくなり、手に入れることができなくなってしまいました。

ザ・ファームのオイルが手に入らなくなってからは、市販のココナッツオイルを探し始めました。いろいろある中で良さそうなものを10から15種類くらい、片っ端から味見しました。最終的に、Cocowell社のエクスペラー製法エキストラバージンココナッツオイルに落ち着きました。

Cocowell社のオイルはくせがなくおいしいですし、香りのないプレミアムココナッツオイルもあります。私は割合とココナッツの香りは好きなので普通のもので大丈夫ですが、あの甘い香りがどうも苦手という人でも、プレミアムココナッツオイルなら大丈夫なようです。

夜に調理をする場合は、大抵、野菜炒めかビーンパスタのトマトソースを作ります。料理をするのも週に1、2回なので、それほど多くはないのですが、夜の10時にセッションが終わってから片付けて、調理して、とやっていると23時くらいになってしまいます。

夜中の野菜炒め、と聞くと、それだけで翌朝に響きそうなイメージがあります。私も数年前にオリーブ油などで野菜炒めを作っていた頃はあまりオイルを入れすぎないようにとか、夜遅くに食べ過ぎないようにしていました。翌朝の胃の重い感覚が予想できたからです。

しかし今では、深夜に結構なボリュームの野菜炒めを食べても、翌朝は問題なく快適に一日をスタートできています。以前の感覚と全く違うので、このことにもずいぶんと驚かされました。

このような感覚は人によってさまざまだと思いますので、一概に夜中に食べても大丈夫とは言えませんが、私の場合は、他の植物性オイルと比較してココナッツオイルを使っての調理だとからだが確かに楽だし、むしろ元気になるのを感じます。

グラスフェッドバターとココナッツオイル、そして日中のアボカドなどを考えると、かなりの脂質の摂取量になります。しかし、太ることは一切なく、むしろやせたと言われます。これは何故なのか、そしてグラスフェッドバターやココナッツオイルを食べるとなぜエネルギーが産まれるのかを次回に説明していきます。

 

 

グラスフェッドバター フォンテラ社(アマゾン)

ココナッツオイル Cocowell社 

 

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