2018年1月3日 shotom 0Comment

その1では一人の時に笑顔でいることが人生を変えるという話をしました。

今回は、なぜそうなるのかについて説明します。

重要な点は、「一人でいるときに」笑顔であることです。

今年の干支は犬ですが、猫を例にとって考えてみます。

自分が大の猫好きで、かわいい猫が自分の目の前にいて、ごろごろしながら笑っているとします。

 

笑顔になりましたか?

それはなぜでしょうか?

猫がかわいいから、心が和むから、生粋の猫派です、などいろいろあるかと思います。

人間が抱く多くの感情は、外的な刺激によって引き起こされ、その表現の一つとして笑顔を選択している、ということが日常的に起きています。

これを、一人の時の笑顔について考えてみます。

一人の時にいつも笑顔でいるとしたら、その理由はなんですか?

理由は特にありません。その人にとって、笑顔でいるのが普通だったら、笑顔を選択しますし、そうでなければ笑顔にはならない、というようなことだけです。

さきほどの猫の場合と違う点は、外的な刺激がなく、習慣として、あるいは内的な理由でそれが起きているということです。

外的な刺激に対する反応として笑顔を選択するのではなく、一人でいるときのごく普通の状態として笑顔がある場合、笑顔であるのをやめることが、他の要因によって影響されることが少なくなってきます。

そうすると、一人のときに笑顔であるあなたは、自分の意思をもって始めたことが自然に笑顔が表現されるようになり、他からの影響を受けずに当たり前に笑顔でいられるようになるのです。

一人の時、つまらないとき、嫌なことがあったとき、それでも笑顔でいられると、あなたは誰にも、周囲の環境や突発的な出来事にも、そのことに振り回されずに、笑顔のまま自分自身を保つことができます。

一人でいるときに笑顔でいることは、笑顔でいるかどうかを自分で選べるようになることであり、そうなることで自分の人生を主体的に選択することができるようになる、ということなのです。

それを、強くなる、と表現する人もいるかもしれません。

しかし、人生において強さよりも重要なことは主体性と全体性、つまり自分自身で進みたい方向に進んでいく意思の力と、人類としての方向性を保っていることです。

一人の時間を笑顔で過ごすだけで、この主体性が備わってきます。それで心に余裕が生まれ、方向性が定まるようになり、他の出来事に影響されなくなって人生を俯瞰して生きていくことができるようになります。

これは、人生に不可逆的な変化を起こす、とてもパワフルな方法です。ですので、他人の言葉や行為に影響を受け、感情的になり、自分がなにをしたらいいのかわからず、どこに向かっているのかも分からないような時間はなくなってしまい、戻ってくることはありません。

自分とはなにか、人生の意味はどのようなことか、自分はこの世界でなにをしたらいいのか、ということを知りたい方は、ぜひ、一人でいる時間を笑顔で過ごしてください。きっとポジティブな変化が次々と起こるようになるでしょう。

複雑なメールほど笑顔で書きましょう。困ったときにも笑顔で、なにかを壊してしまったり、これからどうしようかと途方に暮れたときこそ笑顔で過ごしてください。納得がいかなくても、どんなに大変な状況でも、笑顔でいることができたら、あとは自然に笑顔があなたを次の世界へ連れて行ってくれるでしょう。

そして、生きていく最期に、人生の終わりというときに笑顔でいられたら、それは幸せなことだろうと思います。

私自身もまた、終わりを笑顔で迎えられるように、今日も一人の時間を笑顔で過ごしています。