2018年10月1日 shotom 0Comment

「女性は匂いと声でパートナーを選ぶ」と言われます。

また、その方法で選んだパートナーとは長い期間うまくいくとも言われています。私はこれまでの経験から、これは本当だろうと思っています。

個体が自ら分裂する増殖方法を捨ててより複雑で多様性を担保できる有性生殖に移行したのはわずか9億年前のことです。その後5億5千万年前のカンブリア爆発を経て脊椎動物の原型が生まれ、今の生物の繁栄に繋がっています。

生物にとっては生きる事と生殖して種を保存する事が最も重要なテーゼですが、現代社会は必ずしもそのような仕組みになっていません。今日はそのような現代的な常識から離れ、純粋に生物としてのあり方と繁栄の方法についてまとめます。

最近は生殖なく妊娠し出産する受胎告知の報告も増えてきているそうですが、現実的に多くの子どもが生殖、妊娠というプロセスを経てこの世に誕生しています。

妊娠も出産も女性のみに起こる事なので男性は理解する事ができないといわれる事もありますが、ここではそのような常識的な枠を一度取り払って、どうすれば男性と女性お互いにとってよい関係が結べるか、そして生物としての繁栄を実現する事ができるかに焦点を当てていきます。

女性は妊娠する事を選ぶ事ができます。誰とセックスするかを決めるのは女性で、つまりどのDNAと一緒になるとよりよい子どもが産まれるかを感覚的に知っていて本能的に選ぶ事ができるのは女性だけです。女性の性欲は基本的に種の保存と反映に則しています

反面、男性の性欲は情動的であり、いつでも燃え上がるようにできていますが、それには生物としての理由があります。その理由とは、いつでも女性の性的衝動に応えられることです。

本来、女性は本能として衝動的に生殖を行う機能を持っています。これは生物としては大変重要な機能で、この機能を発揮すると生物はより多くの子孫を残す事ができます。

女性が声と匂いを元にパートナーを選ぶと、妊娠の可能性が高まり、結果として生物的な繁栄をもたらす事ができるのです。

それに対して男性は、選ばれた事に対して順応するという事で生物としての生き方を全うする事ができます。

男性も匂いと声、つまり本能的な感覚で選べばよい、と言われる方がいるかもしれませんが、残念ながら男性のほとんどはそのような能力を持っていません。これが男性と女性の最も大きな違いであり、これから人間という生物が安心して暮らせる社会を作るための基本的で重要な機能なのです。

男性にはパートナーを選ぶ能力はなく、鍛えたり発達させたりする必要もありません。それは男性の本分ではないのです。男性の本分は女性の求めに応える事です。地球に住む生命体としてはこれだけが男性として種の保存に貢献できる事なのです。

男性は女性に選ばれるように自分を高めるという事ができます。女性は男性を選び、男性はそれに応じるかどうかを決めます。男性は基本的にいつでも女性の希望に応じられるようにできているので、生物としての生殖が成立する確率は高く、女性が本能的に相手を選ぶ事で適切なDNA同士が結ばれる事が可能になります。

もちろん、男性は断ってもよいのですが、そうすると男性は子孫を残す可能性が低くなりますから考えどころです。男性に断られるのは女性にとっては子孫が残らなくなるので男性に断られないような魅力を女性は身につけていくようになります。

女性は声と匂いによって相手を決めますが、必ずしもその相手との子どもが欲しいからといってその相手と一生暮らしたいわけではありません。有性生殖に移行したのが多様性を実現するための手段であったように、女性が男性を選ぶのもさらなる多様性を追求するものでなくてはなりません。

つまり、女性はその相手との子どもができたからといって、その相手と一緒に住む必要はなく、一緒に住む相手を別に決めてもよいことになります。住む相手との子どもはいてもいなくてもよいし、一緒に住みながらまた別の男性の子どもを産んでもよいのです。

女性が本能的にパートナーを選べるようになれば、その種は必ず繁栄します。ある程度分別がつくようになれば年齢などもあまり関係ありません。10代で子どもを産んで母親と一緒に育ててもよいですし、里子に出してもいいでしょう。重要な事は子孫をつくろうとする感覚を見いだし育てる事です。

女性が子どもを産むと、移動が難しくなりますから、家は女性が持つということにするとよいでしょう。家とは女性が持つものであり、女性から女性に受け渡されていくものとなります。新しい家母長制として家の権利は女性が持つというようになるとよいでしょう。

男性は女性に気に入られれば子どもを作り、一緒に住みたいと思われれば一緒に住み、出て行って欲しいと思われれば出て行く、という生活を送ります。旅する男の誕生です。

男性は旅をしても生きていけますが、女性は難しい。男性は生活以外によりどころを持つ事ができます。信念や信仰、誇りなどを心の支えにしてつらい環境を生き抜く事ができますが、女性の本分は生活の中にあり、子どもの世話をしたり他を思いやったりすることが中心です。ですから男性に家は必要なく、女性に家庭を作るための家があるのが自然なのです。

贅沢な家はなくなるでしょう。宝石のちりばめられた箸があっても誰も使いたがらないのと同じで、装飾には生物としての価値はないので華美なものは減り、よりシンプルで洗練されたものだけが残るでしょう。

男性は女性に対してアピールはしますが迫る事はなくなりますから、男性が女性を襲うという事もなくなります。男性から女性に向かっていくことは生物のあり方に逆らう行為となるので、不自然なこと、あるいは精神異常などと見なされます。

女性は好きなように男性を選び、言葉は悪いですがとっかえひっかえでも別に構わないという事になります。男性はそれを受け入れる事になりますが、実際のところ、男性はそれほど気にしないのではないかと思います。男性の本能的な希望とは、女性が女性らしく幸せである事だからです。

家の権利で争う事がなくなると男性はとても気楽に人生を過ごす事ができます。選ばれるかどうかは自分の努力次第で、運も関係しますから、自尊心が傷つく事もありませんし、好きな仕事に没頭する人生も送れます。

結婚はなくなります。記念としての結婚式のようなものは残ると思いますが制度としては必要ありません。結婚がないので離婚もありません。好きなときに一緒になって、嫌になったら別れます。

遺産は不動産を女性が引き継ぎ、それ以外のものを子どもで等分します。不動産には基本的に税金がかからないようにしておけば、女性は土地と家があるだけでなんとか暮らしていけるようになるでしょう。女の子がいない場合には土地と家は国が接収することになります。

人類全体に土地や家に根ざした感覚が育まれていくと、土地を汚したり人を追い出したりする事はなくなります。人を別の土地に追いやるのは旅する男の感覚です。男性という性質がそれを行わせています。女性は毎日同じ場所で同じことをして幸せを感じる事ができますが、男性は外に出て新しい世界を見たくなります。そうすると男性がまるできかん坊のように見えますが、元々単性生殖だった状態から多様性を求めて有性生殖になったので、男性がどんどん外に出て活動し、未開の地を開拓したりすることにも重要な意味があるのです。

現代の社会はこうした生物的な視点から眺めると相当にゆがんで見えます。今日お伝えした事は一部の方にとってはとても受け入れられないような背徳的思想かもしれませんが、現代のパートナーシップはうまくいく方がまれであり、多くの場合、女性が我慢しています。『教会のウェディングベルは戦いのゴングだ』というジョークでたくさんの人が思わず笑ってしまう現実を鑑みると、そろそろ根本的な解決を目指した方がよいように思えるのです。