2018年10月10日 shotom 0Comment

二つ目の怖れは、過去の体験に基づいた怖れです。

以前に怖い思いをしたとか、恐怖を感じた事に対して、現在も同じように恐怖を感じたり、怖れている事が起きるのではないかと恐れることです。

※ここでは「恐」れを心配する気持ちが強いもの、「怖」れをこわがるものとしてとらえ、同種ですが少し違った感情として考えています。

過去の体験に基づいた怖れにはトラウマも含まれます。

怖れは主に腎から取り出される生命エネルギー(ライフフォース)の一つなので、その出来事が起きたときにエネルギーが脳幹を通じて脳に運ばれた場合に変容が起きます。

過去の恐怖が現在も残っている場合は、過去に生じた生命エネルギーが変容のために使われずにそのまま体内に残っていたり、体外に放出されてしまっている事がほとんどです。

たとえば暖炉でやけどをした経験があったときに、肉体的な傷が癒えていたとしてもまた暖炉の火を見た瞬間に体がこわばったり、必要以上に身構えてしまう事があります。

生物が身を守る方法として、過去の痛みから反応しているということになりますが、もしやけどをしたときの生命エネルギーを自分の変容に使う事ができていたら、暖炉からある程度の距離を保ったりしていると思います。つまり、生命エネルギーが脳に送り込まれるとその出来事に対して二度とそれが起きないように自分自身を変化させたり、問題となっていることを解決したりということが自動的に起こるのです。

もし変容が起きていなかった場合、また同じ暖炉を見て同じような反応、つまりやけどするかもしれない、去年はした、という思考が巡って体が反応を示すのです。

対象が暖炉でも人間でもこの生命エネルギーの仕組みは変わりません。

怖れを感じたときにはそのエネルギーを塊のまま脳に送る事ができれば、変容が起きて自分も自分を取り巻く環境も変える事ができます。それは魂が望んでいることであるとも言えるのです。

怖れは生命の防御に深く関わっている大変に重要な感覚です。これを鈍らせたりするのは生物として望ましくありません。しかし、その恐怖を恐怖のままにしておくと、何度となく同じような恐怖にさいなまれるようになってしまいます。そのきっかけとなる出来事が起きるかどうかは、運に任されています。

運が悪ければより多く怖れを感じながら生活しなくてはならない、そんな状態を抜け出すには、怖れのエネルギーを脳幹へ、そして脳へ送り込む事です。

この事がいつでもできるようになり、過去の出来事を全ておさらいして自分自身のエネルギーとして取り込む事ができれば、同じ恐怖感がなにかのきっかけでたびたび蘇るという事はなくなります。

トラウマも過去の恐怖の大きなものとしてとらえると、同じように生命エネルギーが関わっています。

恐怖というのは人によって体感が違い、なかなかエネルギーとしてとらえる事も難しいかもしれませんが、練習してできるようになると、恐怖によって人生を左右されなくなり、よりリラックスした状態で楽に生きる事ができるようになります。

感情をエネルギーとしてとらえられるようになるには、瞑想をするのが最も近道です。なぜなら、瞑想をしているときは肉体が静止しているので体内のエネルギーの動きを最も感じやすいからです。

感情をエネルギーとして感じられるようになったら、次はそのエネルギーをかたまりのまま脳に送ります。

脳に送るには、皮膚に浸透させる方法と、直接脳幹に送り込む方法があります。

この二つの方法は、誰でも練習するとできるようになります。この方法で第一の恐怖、ヘビなどの情動反応に関する怖れも変化させる事ができます。私の体験した蛾の恐怖もこの方法でなくすことができました。

具体的かつ効果的な練習方法はフロー・ライフ・セミナーや個人セッションでお伝えしていますのでもしご興味のある方は10月21日(日)京都で行われるフロー・ライフ・セミナーにご参加いただくか個人セッションにお越しください。